2010/02/03

テイルズ総評 : シナリオ編

今回は「シナリオ」編。
そもそもテイルズにシナリオを求めてはいけないんだ!(テイルズはバトルとキャラクター、それが良ければ全て良し)という大前提があるのは承知の上。
それでもやはり分類としては外せないので、一応やってみる。

■1位
 TOL : 10点

まあ言わずもがな、でしょう。特にメインシナリオのステラ関連、キャラクエのウィル編とノーマ編は最高。唯一、テイルズシリーズで涙した作品。
これと比べると、もう他は比較にならない。もちろん、全体として長すぎるとか、世界観が狭すぎて使い回しだとかいう欠点もあるけれど、何、気にすることはない。

■2位
 TOR : 6点

相対評価なので、TOLと比べるとここまで下がるという・・・(もっと下げても良いかもしれないけど、少し抑え気味に)。
TORは種族の対立という、テイルズとしては珍しく重いテーマに取り組んだ作品。ある意味で挑戦的でもある。全体的に鬱展開なのだが、クレアの演説シーンとティトレイとの殴り合いシーンに敬意を表して。

 TOD2 : 6点

同率2位。実はエンディングが一番良かったテイルズ。カイルの成長を描くRPG。
全体的にみれば、ツッコミどころは満載だったりするのだが。

■3位
 TOE : 4点

世界観の設定は一番好きだ。これもリッドの成長物語。最後に宇宙に飛び出るのはご愛嬌。

以下はまとめて。
 TOA : 3点
 TOD : 3点
 TOV : 3点
 TOG : 3点

どんぐりの背比べ状態。
TOA は、人によって意見の分かれるところだが、自分にはダメに映った。ルークも全く成長していないようにしか見えない。
TOD は、テイルズシリーズにしては珍しく、敵に正義のない話。そこがイマイチなところ。
TOV は、統一感が無いと言うか、流されすぎというか、いつの間にか世界を救っていたという感が否めない。
TOG は、一言でいえば薄い。もう少し掘り下げが欲しいのと、言葉と行動が吊り合っていないという点がマイナス。悪くはないんだけどね。

0 件のコメント:

コメントを投稿